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麻酔のない時代の麻酔法
投稿者:
安達
投稿日:2006年 5月18日(木)23時34分48秒
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ロンドン病院には、今も記念として「手術の鐘」という鐘が保存されています。
19世紀以前の話しですが、いざ手術を始めるというときに、この鐘を鳴らしたのだそうだ。
鳴らしてどうするのかというと、病院内で手のあいている人間を集めて
患者を押さえ付けるためだったそうです。
といっても、麻酔がまったくなかったわけではなかったみたいで、古来からマンドラゴラ草、
アヘン、アルコールなどは、麻酔薬として用いられていた。
殴ったり、首を閉めて気絶させるのも、一方法だったそうです。
なかでもすごいのが葉巻き。
肛門に差し込み、ニコチンの作用で筋肉が弛緩した隙に、手術をやってしまおういうものなのだ。
身を守ろうにもそんな事を言ってる場合ではないから、ちょっと哀れです。
さて、こんな有史以来の人々の涙と絶叫のはてに発見されたのが、エーテル麻酔なのです。
発見したのは、ボストンの歯科医師ウィリアム・モートン。
1846年のことです。
このとき最初のモルモットになったのは、ギルバート・アボットという青年だったそうで、
あごにできた血管腫を痛みもなく切除したといいます。所要時間は25分。
こうして近代外科手術は広まっていったのですが、一つ最近になって問題が起こっているようで、
すでにアメリカでは被害者同盟もできていますが、麻酔をかけても、手術中に患者の意識が
戻ってしまうことがあるそうです。
体は動かない。 体は動かせないのに、医者が自分の体について話していることや、皮膚が裂けたり、メスで切開される音だけが聞こえてくるのだ。
必死に医者に訴えるのだが、誰も 気付いてくれないという。
無事に手術がすめばいいが、ヘタをすれば、失敗を告げる医師の声が聞こえてくることに
なるかも知れない。
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